潜在意識が抱えているもの
こんにちは。スピリチュアルコーチのKOMAKIです。
前回は、「アファメーション」について、書いたのですが、やっぱりそもそも潜在意識の本当の願いについて知らないとアファメーションの効果を上げることができないので、今日は、潜在意識を知る方法を書きます。
前に、引き寄せを起こしているのは、潜在意識であること。
意識(顕在意識)が思い描く願いと潜在意識の思いが違うと、思い通りの引き寄せはかなわないこと。
この2つについて、お話ししました。
潜在意識には、(というよりも脳にはと言い換えてもよい)、未知のものに対する恐怖というものが備わっています。
人間(生物)の本性といってもいいでしょう。
そこで、私たちは異常な速度で、周りの世界を学習していきます。
赤ちゃんがものすごいスピードで成長していくのは、世界を理解し、自分の身守るためです。
赤ちゃんにとって、一番大事なことは、「生きること」
生命の維持のために何が必要かを、五感をフルに使い学習していきます。
現在の社会において、自然やものの脅威よりも、そばにいる人が生きていくために必要な情報です。
特に、人間の赤ちゃんは、自分の周りにいる人についての情報を学習していきます。
自分の欲求を満たすための方法や、その人たちが普段慣れ親しんでいるもの、好きなもの、嫌いなもの、などとにかくその情報は様々です。
また、自分に向けられる言葉や態度なども記憶されていきます。
そういう情報が3歳くらいまで、潜在意識の8割を構成するのです。
よく三つ子の魂百までと言いますが、昔の人は良いことを言ったものです。
これは、潜在意識にとって「成功体験」として蓄積されます。
なぜなら、「3歳まで生きることができた」からです。
何もできない自分が、3年間生きることができたのは、ここで学んできたことのおかげです。
つまり、「生きるため」には、「こうすればいい」というものを学んでいくんです。
抽象的な話なので、分かりにくいですよね。
これを「ホメオスタシス(生命維持機能)」といいます。
簡単に言うと、ここで覚えたことを実践すればこれからも生きていけると思えるマニュアルです。
そして、できればせっかく手に入れたこのマニュアルを手放したり、書き換えたりするのは避けたいのです。
そうすると、脳はどういう動きをするかというと、このマニュアルにあること通りに事を進めていこうとします。
生きづらさを感じている人の多くは、子供時代に何かしらのつらい体験をしていることがあります。
例えば、虐待、ネグレクト、家庭内暴力。
また、過干渉、過保護。
こういうことを通して、自分の素地が出来上がると、それを変えるのは恐ろしく怖いはずです。
例として暴力を挙げると、
暴力をされることは「顕在意識」では、「嫌だ」と思っていても、幼いころの環境で暴力が日常的だった場合、「潜在意識」では、その環境に「安心」するようになるんです。
※同じような環境にいる人が全てそうなるとは限りません。
つまり、潜在意識にとって最も怖いことは、このマニュアルと手放すこと。
だから、現実に起こることをそのマニュアル通りに進めていこうとします。
なので、潜在意識のもってマニュアルを知るには、
現実世界をみることが一番はやいです。
今、あなたを取り巻いている現実には何が起こっていますか?
それをリストアップしてみましょう。
職場で起こる嫌なこと
親や家族との関係
恋愛、夫婦などのパートナーとの問題
子供のこと。
お金のこと。
あなたは、どんな現実にいますか?
読んでいただきありがとうございます。
あなたの人生を応援しています。